配筋から壁塗りまでまとめて報告!
ずっと落ち着かなく過ごしていたら、前回の投稿からすっかり間があいてしまいました。すみません。
当然人力です!土の中からゴミや石を取り除き、わらを裁断して混ぜこみ、水を加えて練ります。練るのは足で踏むのも効果的。大量の土からゴミを取り除く作業はかなりしんどかったですが、「ここで丁寧に仕事をすると壁を塗るときにその効果がよく分かる」という左官職人さんの言葉を励みにひたすら取り除きました。お次は左官職人さんによる「コテ板」作り。壁塗りには欠かせないのですが、消耗品なので、手軽に作れるように簡単な作り。とはいえ、初挑戦の人たちにとってはなかなか難しい。曲尺の使い方やノコギリでまっすぐ切ることなど四苦八苦してようやくマイこて板の完成です! 10月は竹こまいを編む作業。飯地では「へいぼろ を かく」と言うそうです。「へいぼろ」が竹こまいのこと。「かく」が編むというか取り付ける作業のこと。外国語みたいですね〜。竹こまいを編んだら(へいぼろをかいたら)お次はいよいよ壁塗り。かわいい助っ人も登場して土を練ってくれました。 やってみるとこれがまた難しい!左官職人さんが軽々とやってのけるのを見て、いざ挑戦してみると、すくった土が全て下に落下する。。職人さんがやると壁に吸い付くように土がついていくのに。。。 力任せに押し付けて見たり、職人さんにコツを教わったり、時間とともに皆さん少しずつ上達していきました。ちびっこも挑戦!大工さんの息子さんはさすが血筋。かなりの腕前でした。こうして全ての壁が塗りあがり、耐力壁がつけられる次回の作業日を待っている三本杉のお家でした🎵
この2ヶ月間に作業した内容をまとめてアップします!
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まずは8月。配筋です。耐震補強をするため、基礎をコンクリートで固めます。その下地となる鉄筋を縦横に入れ、交差する点をひたすらワイヤーで留めます。ハッカという専用の道具を使い。針金ぐらいの細いワイヤーをひたすらぐりぐり留めていきます。なぜか単純な作業なのに、熱中してしまいます。
みんなずーーーっとぐりぐりやっていました。写真が間違い探しのようですが、みんな違う時間に撮影したものです。
左官職人さんが指導してくださいました。初めてしる職人の知恵が満載!竹を切る時期、竹を割る道具の使い方、ナタなどの使い方。1日夢中で大量の竹こまいが完成しました!
今回も左官職人さんの技がそこかしこに!縄の編み方も取り付ける竹こまいの位置に合わせて色々な方法を自在に繰り出します。最初は???だったのですが、理屈が分かったらこれまた熱中してしまいます。竹こまいが無性に編みたくなる中毒もまたもや発生。毎回いろんな中毒症状が出る講座です。
by iiji-kyoryokutai
| 2015-10-28 00:39
| 飯地・空き家と人生のリフォーム塾